- 葉面散布
- 土壌潅注
酢糖 2号
「酢糖」シリーズのベースとなる資材です。糖蜜を発酵させエステル化した葉⾯散布材です。葉のワックス層を強化し病原菌の侵⼊、感染を抑える⼒が⼤きくなります。主成分である炭⽔化物や有機酸が光合成をパワーアップさせ、作物の成⻑を促すとともに⽣体エネルギーのもとになるATPの⽣成を補います。酢糖の吸収で体内の炭素率が⾼まると吸肥⼒も⾼まります。

効果が
大きい
作物

イチゴ

ナス

ネギ

イモ類

アスパラガス

ピーマン

お茶など
<効能・効果>
○葉⾯散布(アミノ酢糖と同効果)
炭⽔化物、有機酸といったいわゆる炭素源を葉から吸収させることにより光合成を⼤きくカバーします。植物体内の代謝が強⼒にアップし、吸肥⼒も増し結果として作物の肥⼤、徒⻑の防⽌、⾷味向上や⽇もちの向上につながります。果樹などで出荷前に窒素分を完全に消費してしまいたい時にも使える資材です。

<ご利⽤農家様の声>
ほうれん草・⼤根|⼤分県⽵⽥市 ⼾井⽥様
毎年の7⽉蒔き9⽉収穫の⼤根が太りが悪いとの事で、酢糖2号をお試しいただきました。約1週間ぐらいで収穫可能なLサイズ迄⼤きくなりました。また、収穫の1週間前から農薬の使⽤が禁じられているため、これまでは、収穫開始後に(収穫は5〜6回に分けてする)キスジノミハムシによる⾍害が発⽣していました。しかし、今年は、収穫の3⽇前に散布したところ、⾍害の被害を受けませんでした。

散布剤の使用(500倍、三回)
※表は横にスクロールできます。
平均値 | 根長/葉長 | 根重/葉重 | 根径 | ビタミンC | 硝酸(葉/根) |
---|---|---|---|---|---|
対照区 | 357/437 | 1080/420 | 74 | 98 | 2300/1800 |
散布区 | 430/433 | 1567/560 | 84 | 121 | 1200/1700 |
mm | g | mm | ppm、根 | 根は最下部 |
2007年5月7日 (2007/2/13に播種)の戸井田さんの大根-わずか三回の葉面散布(尿素入り酢糖2号を二回、最後にルビスクを一回) で、自慢の「味」に変わりました。
また、葉の肥大よりも、根の肥大の方が勝った肥大化です。戸井田さんご自身もびっくりされてます。
大分大の学生による生食の対比評価
- にがみが無く何もつけなくても食べやすかった。梨のような感じがした。
- 普通の大根と違って、苦味がなく、生でも食べられる程、おいしかったです。
- 普通の大根よりからくなくて、サラダとか生で食べるには最適だと思いました。
- 普通の大根とは違って、甘みがあり、みずみずしかった。生のままでもおいしく食べれた。
- 野菜というよりも果物みたい♪大根というより梨みたい♪♪
- 大根独特の辛味はなく、口当たりがほんのり甘く感じました☆
- あれは大根ではない・・・・果物だ!
- 苦味が少なかったので、夢中になってどんどん食べれたのがよかったですね!
- 普通の大根よりさっぱりして、さくさくたべれそうな感じでした。
- フルーツ野菜だ!
- ・・・・・・・うまい!

2006年秋、初めて酢糖とルビスクを使用されたほうれん草生産者の戸井田さん
(2006年9月播種、撮影2006年12月15日、大分県竹田市近郊、現代農業、2006年12月号160-161ページ参照)。
戸井田さん談:昨年の課題として、肥大不良、及びカルシウムの欠乏症(葉ふちの黄化)が発生していました。今年はこれをふまえ、生育初期に1週間おきに2回『酢糖2号』500倍に尿素1000倍を混用散布し、収穫の40日前に『ルビスク』500倍を散布しました。
平年は5~8株で1袋だったのが今年は2~3株で1袋でき、平年に比べ約倍ぐらいの収穫量となりました。また、他の農家に比べ葉の厚みが増し、あまり大きくなりすぎず、ほとんどが規格内に収まりました。
さらに、毎年発生していたカルシウムの欠乏症も、カルシウム剤を使用しなかったにも拘わらず発生しませんでした。2006/12
12月からの厳寒期収穫のほうれん草
1. ほうれん草を四株から五株をひとくくりの束にして出荷していた。
2. 厳寒期はカルシウム欠乏症状を示し、葉の周りが黄化しやすい。
酢糖とルビスクの使用後(500倍)
2006年12月の戸井田さんの出荷状況
丈夫で増収!
1. 葉肉が分厚いため、二株をひとくくりの束で出荷した。
2. この厳寒期であってもカルシウム欠乏症状が出なかった。
3. 糖度6-8 Brix %、硝酸濃度 2800ppm
そら⾖|和歌⼭県和歌⼭市 畑野様
そら⾖⽣産者の畑野様から嬉しいお声をいただいています。そら前の⽣育に「酢糖2号」が⼤きく影響したとのことです。⾝も⼤きく収穫量も増え上がったとのこと。酢糖2号500倍液を10⽇おきに散布し写真のように実り多き結果となっているそうです。

2007年5月そら豆
酢糖2号500倍液を10日おきに散布。その際、2回尿素を混用した(粉末の尿素200gを100Lの散布液に添加)。驚きの声を頂きました。
酢糖2号の
いたずらか?
この様な作品ができましたのでお送りします。
また水稲(ヒノヒカリ)の葉面散布に使いたいと思いますので当を得た酢糖「10L缶」を一個お送り下さいますよう御注文致します。
和歌山市 畑野俊夫
<こんな時にお使いください>
植物が以下のような状態にあるときにご使⽤をおすす めします。
① 天候不順(⽇照不⾜、異常⾼低温)が続き、作物の光合成が衰えている
② 果実がなりすぎて光合成による炭素源(糖分)の補給が追いつかない
③ 災害や管理ミス、連作障害等で樹勢が弱っているとき
④ 窒素分の吸い過ぎで軟弱徒⻑している
⑤ 施肥が遅れ、早く肥効を出させたいとき
⑥ 病害⾍や整理障害で以上落葉したとき
⑦ 収穫後の貯蔵養分を補給したい
⑧ なり疲れの予防と結実肥⼤促進のため
⑨ 病害⾍に対する抵抗性を増したいとき
⑩ 野菜や花などの⽇持ちをよくさせたい
⑪ 植物に凍霜害や異常気象に耐える⼒をつけたいとき
<使⽤法☆葉⾯散布>
- 500倍〜1000倍に希釈して、10アール当たり150L~200Lを基準に散布してください
- 7〜10⽇おきの定期散布をお勧めします。
- 果菜類のなり疲れや樹勢が弱い場合は、尿素500倍〜1000倍の混⽤散布で効果が早く現れます。
- ネギ、キャベツ、サトイモなどには展着剤をうすめにご使⽤ください。その他の作物には展着剤は不要です。
<その他ファームテック商品>
酢糖2号
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