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酢糖P

 肥料の三要素の一つである燐酸は、生命にとってなくてはならない要素です。細胞の核を構成する核酸は燐化合物であり、又、エネルギーの運搬役であると同時に生体エネルギーの主体をなすものです。人間の筋肉を動かすエネルギー、蛍の発光、植物の細胞分裂、花芽分化、等々、すべてこの生体エネルギー(ATP〈アデノシン三燐酸〉)によるものです。
 燐酸はマイナスイオンですので、土壌に施用した場合、土壌中のプラスイオンであるアルミや鉄と容易に固定して、植物が吸収できない形態に変わります(燐酸の化学的無効化)。又、土壌中を移動しにくい要素です(燐酸の位置的無効化)。このため、植物に利用される率が低いのです。ちなみに、元肥として施用した場合1.8〜28%、追肥として施用した場合0.3%と大変低い試験結果もあります。しかし、葉面散布なら少なくとも50%以上は利用できます。さらに24時間以内に根の先端まで達することが立証されています。
 葉面から吸収された燐酸は、植物体内ではそのままの形では転流できません。植物体内の糖と結合して燐酸エステルになるか、マグネシウムと結合して燐酸マグネシウムの形で転流します。よって花芽分化時期に苦土欠が発生しやすいのは、この時期燐酸の要求率が高まるためです。
 酢糖Pは酢糖2号に、食品添加物用の燐酸を添加した資材です。燐酸を糖と結合させ燐酸エステルの形にしています。 

H3PO4 +CnHnOn → (CnHnOn)nP

 よって、植物体内で転流しやすい形の燐酸です。

記述者:原 豊喜

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