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圃場土壌から発生する地球温暖化ガス N2O の低減を考えてみませんか? 植物に吸い込まれず土壌に残存した窒素肥料も原因です。

農業現場の地球温室ガスの悪玉は、一酸化二窒素「N2O」です。この一酸化二窒素「N2O」は、赤外線を良く吸収して熱に変換し、温室効果を二酸化炭素の310倍も強力に示します。さらに、温室効果だけでなく、大気中で100年以上分解されず、しかも、オゾンを破壊していきます。温室効果のみの二酸化炭素よりも、性格がはるかに悪い分子です。

この超悪玉は、窒素肥料を土壌に施した時、土壌中の微生物で分解される過程で発生してきます。窒素施与量の0.001から6.8%が放出されると見積もられています。このため、植物の生長のためにと、窒素肥料を投与すれば投入するほど、温室効果ガスを大気中に放出し、異常気象の元となる気温上昇を引き起こす原因を作り出している事になります。窒素肥料を多投し、土壌に残す事は、硝酸値が高い野菜となってヒトの口に入るだけの問題に留まりません。



農作物生産者の皆様の中には、気象予報に精通されて、プロ顔負けの実力の方も多いと思います。日本では季節の変化に敏感で無ければ、農作物の効果的な生産、経済価値を生み出す生産は無理だからでしょう。

最近、台風、竜巻、長雨、異常乾燥、高温など激しい異常気象が多くなってきたと感じられませんか?これらを引き起こしているのは、海面温度の上昇であり、この海水温の上昇は、地球温暖化がもたらしていると分析されています。我が国だけでなく、世界的な気象激化の原因が、温暖化にあるとされてます。

地球温暖化の元凶として、有機物を燃やしたときにでる二酸化炭素が注目され、如何に減らすか議論されているのはお聞きになられている事でしょう。

農作物生産者の方には、二酸化炭素を光合成で作物(植物)に取り込まさせてるのだから、自分の農作業は地球温暖化とは関係ない、むしろ逆で、温暖化を防止しているんだと思われていませんか?

実は、農業現場の土壌からも、深刻な地球温暖化のガスが、大気中へ発生しています。この事を認識して頂ければ幸いです。次の文面は、読売新聞のわかりやすい記事です。


温室効果、窒素肥料も原因…南極の雪氷内大気を解析

 一酸化二窒素(N2O)という温室効果ガスの大気中濃度が1950年代から急増しており、その主な発生源は窒素肥料が散布された農耕地であることが、南極などの雪氷内に閉じこめられた過去の大気の解析で明らかになった。

 海洋研究開発機構・地球環境フロンティア研究センターなどによる分析結果で、人口増に伴う農耕地の拡大のほか、化学合成された窒素肥料の普及と過剰散布も背景にあると考えられるという。

 N2Oの温室効果は、二酸化炭素の約300倍。大気中ですべて分解されるには120年かかり、京都議定書でも削減対象になっている。

 同研究センターの石島健太郎研究員らは、南極観測隊がドームふじ基地などで採取した雪氷内の大気を、グリーンランドの雪氷内の大気などと併せて解析した。その結果、N2O濃度は1952年に290ppb(ppbは10億分の1)だったが、2001年には316ppbまで上昇していた。

 さらに、N2Oの発生源を突き止めるため、通常の窒素(N)や酸素(O)に比べて、ごくわずかに質量が違う窒素15と酸素18という同位体の割合も分析した。N2Oは海や熱帯雨林などからも発生するが、窒素肥料をまいた農耕地から発生するN2Oには二つの同位体が少ししか含まれないためで、雪氷内のN2Oは年代が新しくなるほど、双方の同位体量が少なくなることが分かった。

 研究に参加した東北大学の中沢高清教授は「窒素肥料をむやみにまかないなど、世界全体で削減する必要がある」と話している。
2006年11月6日3時4分 読売新聞

N2Oの46%が人間活動により基づいており、土壌からは38%が大気中へ放出されていると見積もられています。植物の栽培自身は光合成により二酸化炭素を低減しますが、植物を育てるため使用した窒素肥料を土壌に残す事は、二酸化炭素以上に悪い、N2Oガスの発生につながります。

大気中へのN2Oガス発生を低減するには、土壌の中の食い残しの窒素肥料を減らすしかありません。しかし、農作物の増収のためには窒素肥料の投与は必ず必要です。

「多量の窒素肥料を投与して、窒素肥料の食い残しがない状況にする事」これができれば、増収と同時に超悪玉ガスの発生を低減できます。

弊社の「ルビスク」、「アミノ酢糖」や「酢糖Mg」は、植物に炭素源を強制投与することにより、植物の窒素の取込量を高めています。詳しくは、こちらをクリックしてデータの図をごらんください。これらの葉面散布により、植物の代謝が活性化し、体内の硝酸(窒素)濃度が効果的にアミノ酸に変化します。植物体内の硝酸(窒素)が早く消化されるため、一時的に硝酸(窒素)濃度は低下しますが、根から不足した硝酸(窒素)が再び吸い込まれ、散布前よりも窒素濃度が増加します。

この中で、特に「ルビスク」は、土壌からの窒素など肥料分を旺盛に吸い込み、代謝し、樹液濃度も高まり、樹勢も増加します。土壌中の窒素肥料を、強制的に植物に吸い込ませて、体内で代謝させる葉面散布剤の使用は、植物を強く元気に育てるだけでなく、圃場からの「悪玉ガスN2O」の発生量を低下させる事につながると弊社では信じております。

地球温暖化防止は、21世紀におけるもっとも重大な環境課題です。窒素代謝能を持つ葉面散布剤の活用により、ご自分の圃場からの地球温暖化ガスの発生量を抑えてみませんか?

一人、ひとりの努力が積み重なれば、土壌からのN2Oの発生を大きく抑制できると信じています。子や孫に、洪水や干ばつが少ない、今まで通りの穏やかで美しい四季を迎えさせましょう。

窒素代謝能を持つ葉面散布剤は、増収と味覚向上に加えて、地球温暖化にも貢献できるグリーン資材です。
記述者 大分大学 工学部 石川雄一 2006/11/9
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