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バイオ燃料作物とC4 植物 地球温暖化に加えて、世界的な石油価格高騰が、バイオ燃料作物の増産の引き金となり、その結果、食用農作物の生産量不足と価格高騰が問題になっています。さらに、燃料作物栽培のための森林伐採など、本末転倒の環境破壊型の植物ビジネスが展開されてきています。 このため、食用植物と燃料植物のどちらも、樹勢向上させ、増収につなげる技術の開発は、地球規模の技術課題です。 サトウキビ、トウモロコシなどC4作物が、エタノール系バイオ燃料作物として大量に使用され、今後もC4作物の栽培が増加すると考えられます。なぜなら、C4植物は、高温、乾燥、強光下、貧窒素土壌と言った、通常の野菜などC3植物には苛酷な気候下に対応する二酸化炭素の代謝回路を持った植物のためです。このため、C3植物のC4植物化なども検討されています。 現在は、コーンなどC4植物の可食部位が、バイオ燃料に転用されています。可食部位でなく、その茎や葉などヒトが食べる事がないセルロース部分を燃料化する研究の必要性が声高に叫ばれています。このため、可食部位に加えて、C4植物の非可食部位も、双方共に増加させることが、今後の燃料作物の生産に求められる課題と考えています。もちろん、通常野菜のC3植物の増収技術も、深刻な食料問題から向上させる必要があります。 増収のためには多肥栽培が用いられる事が多いのが実状です。しかし、農作物の生産圃場では、阻害を起こさない上限の肥料量を投与しているにも関わらず、植物の樹勢を高める事ができず、良好な生産性につながらないことが多々認められます。即ち、肥料が植物の根元の土壌に存在しても、それを吸収、代謝できない状態です。これは、ネギや、C4植物のスイートコーンなどの栽培でも観察されています。 このため、植物体内の代謝を活性化させる散布剤として、私どもは「ルビスク」を開発、商品化しました。 「ルビスク」のバイオ燃料作物(C4 植物)への使用例は、こちらを参照ください。 記述者 大分大学 石川雄一 2008/8/2 |
Produced by Oita Univ. ISHIKAWA Lab. A. Yanagisako