大分県荻町の戸井田さんは、標高600mの高冷地を利用し、「夏」大根(7ha)を栽培されています。
現代農業2006年10月号に記載された、弊社、原豊喜執筆の『米酢と発酵糖蜜の葉面散布で高タンパク栽培』の記事は、戸井田さんに驚きと感動をもたらしたようです。
戸井田さん談(2006年) 7月蒔き9月収穫の予定が太りが悪く、9月始めに「酢糖2号」500倍に尿素200倍で混用散布しました。約1週間ぐらいで収穫可能なLサイズまで大きくなりました。 また、収穫の1週間前から農薬の使用が禁じられているため、これまでは、収穫開始後に(収穫は5〜6回に分けてする)キスジノミハムシによる虫害が発生していました。しかし、今年は、収穫の3日前に「酢糖B」500倍で散布したところ、虫害の被害を受けませんでした。 毎年8〜9月が高温多湿により虫害や肥大不良が発生していましたが酢糖を使用することにより、安定した収穫が可能ではないかと考えています。 戸井田さんは大根を次のような周年で計画栽培されています。 播種:2〜9月 収穫:5〜12月 栽培期間:2月蒔き:80〜90日/3月蒔 き:80日/4月蒔き:60日 5月蒔き:60日/6月蒔き:60日/7月蒔き:60〜70日 8月蒔き:60日/9月蒔き:70〜80日 この栽培周期の中で最も困難なのは、真夏の高温期の栽培です。この時期は、「酢糖2号+尿素」の初期使用で樹勢を起ち上げ、その後に、ルビスクでさらに生育を旺盛にし、酢糖2号の継続使用で樹勢を保ち、味と品質を向上させる案です。「酢糖B」の効果的な使用も計画しています。
2006年の秋から、弊社の葉面散布剤を使用していただいた、戸井田さん。2007年は発芽後から継続した大根への散布をしていただきました。
右の写真は、2007年の春先に播種して、5月収穫の大根です。左がルビスクおよび酢糖2号を散布したものです。 以下には、散布により大きくその味が改善した事をまとめています。
わずか、3回の葉面散布(酢糖2号と尿素を混用したものを2回、その後ルビスクを1回)で、上記の結果となりました。味も辛味がなく、ほんのり甘く、サラダにするととても食べやすく美味しい大根ができました。
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